エクソル(京都市中京区)は5月25日、低圧太陽光発電システムのメンテナンスと売電補償が一つになった「XSOL売電補償付きメンテパック」の提供を開始すると発表した。長期安定稼働に必要不可欠な「メンテナンス」に、災害など万が一の事態が発生して発電が止まった場合の売電損失相当額が支払われる「売電補償」を加えることで、事業者の安定的な発電事業の継続を支援する。
「売電補償」では、災害や盗難など、突発的な事故によって太陽光発電システムの一部または全部が止まり、発電できなくなった場合に、本来得られるはずだった売電収入相当額を加入期間中何度でも補償する。適用期間は最長6カ月か月間。
「メンテナンス」では、太陽光発電システムの運転状況を遠隔監視し、異常が確認された場合、2営業日以内に客に連絡する。現場対応が必要と同社が判断した場合には、判断した日の翌日から3営業日以内に駆けつけ対応を行う。駆けつけ対応の回数は無制限。
また、遠隔監視でとらえられないモジュールや架台の破損などを、年1回の目視点検で確認し、点検報告書を提出する。そのほか、オプションとして、目視点検と合わせて、太陽電池モジュールのサーモグラフィによる熱分布測定など、専門機器を用いた電気点検を行う。
年間の加入料は、システム容量、設置地域にかかわらず一律8万9800円。オプション料金は5万円(税抜)。
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