日本木造住宅産業協会(木住協、東京都港区)は5月24日、都内で2018年度の定時総会を開催した。同日行われた記者発表会で、今年度の活動における重要事項が発表された。
今年度も引き続き、良質な住宅ストックの形成とリフォームの推進のために、「木住協リフォーム支援制度」の普及を図る。「木住協リフォーム診断員」の育成にも積極的に取り組み、既存住宅状況調査技術者1000名の育成を目標に据えた。木造建築物の普及・推進、人材育成にも力を入れていく。
また、これまで福岡県、熊本県など5県で締結している「災害時木造応急仮設住宅建設協定」について、この取り組みをさらに進めるため、そして会員サービスの向上と地域貢献のために、支部未設置地域への早期の支部開設を目指す。7月に北陸支部を開設予定。
現専務理事の松川隆行氏は7月1日で退任し、前国土技術政策総合研究所付の越海興一氏が7月2日付けで就任することも発表された。
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