住友林業(東京都千代田区)は5月21日、第22回イノスグループ全国総会を都内で開催した。全国より会員、代理店など150社あまりが出席した。
2016年以降、低調な推移が続くイノスグループでは、今年4月にイノス営業部長に瀧秀明氏を迎え、「2020年3月に500棟体制を構築する」という目標を策定。目標達成に向け、会員の受注活動・受注支援に重点を置くとした。具体的には、1.コンテンツマーケティングを中心としたWEB営業戦略、2.消費税増税対応チラシや資金計画ソフトなどのツールの充実と商品力の増強による消費税増税対策、3.イノスブランドの強化による顧客満足度の向上、これら3つの施策で目標達成を目指す。
2017年度のグループの上棟実績は264棟で496棟の計画に対し達成率53.2%と未達に終わった。2018年度は上記3つの施策を確実に実行し、通期計画460棟を達成させ、さらに500棟体制にもっていくとし、各会員には1~2棟の上積みを期待した。イノスグループの会員数は現在159社。
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