アキュラホーム、ＣＬＴ使った住宅商品

ＣＬＴがそのまま仕上げになっている

　アキュラホーム（東京都新宿区）は、ＣＬＴ（直行集成板）をつかった住宅商品「キラクノイエ」の販売を開始した。５層のＣＬＴをドライジョイントで接合して、建てる住宅で、アキュラホーム港北展示場（ハウジングメッセ港北インター住宅公園内、横浜市）にモデルハウスを建設した。

　建築家の原田真宏氏・原田麻魚氏（ＭＯＵＮＴ ＦＵＪＩ ＡＲＣＨＩＴＥＣＴＳ ＳＴＵＤＩＯ）が商品開発を担当。延床面積は１２０．０６ｍ^２（１階８９．３５ｍ^２、２階３０．７１ｍ^２）。３つのユニットで構成されており、モデルハウスと同じ仕様での販売価格は約５０００万円。メインの真ん中のユニットだけで約２５００万円。

ＣＬＴをドライジョイントで接続。３棟を連結している

　富裕層のセカンドハウスや庭先の小屋としての需要も見込む。

　モデルハウスは４月２８日にプレオープン。ゴールデンウィーク中の来場者数は、同じ展示場に出店している各社平均の３倍あったという。