ニチアスなどが不正に大臣認定を取得してした問題で、国土交通省は、11月19日付けで防耐火材料等の大臣認定を取得しているすべての企業に対して、不正な試験体による性能評価試験の受験の有無などについて自主調査を依頼した。
対象は、防耐火材料等の大臣認定を取得しているすべての企業で、企業数は1772社、対象大臣認定件数は1万3965件。
調査項目は(1)不正な試験体による性能評価試験の受験の有無、(2)性能評価書の改ざんの有無、(3)大臣認定を受けた仕様とは異なる仕様の構造方法等の販売等を行ったことの有無の3点。
また、来年1月頃をめどに、大臣認定を受けたすべての防耐火材料等の中から、サンプル調査を実施して防耐火性能の有無を確かめる予定。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。