日菱企画・住宅産業塾(東京都港区)は5月16日、一般社団法人「一番良い家づくり推進機構」を設立した。消費者が家づくりにおいて信頼・安心できる会社を選べるように、各地域に密着した「地域で一番良い家をつくる会社」をつくり、ネットワーク化するもの。
新たな機構では、これまで同社が住宅産業塾を通じて全国の工務店・ビルダーに提供してきた経営指導、社員教育の取り組みについて、統一したロゴや表示などを用いて認知活動を進める。同塾での取り組みをきちんと実践してきた会社が「地域で一番」を掲げてアピールできるようにする。
「地域で一番」を掲げる要件としては、(1)魅せる設計、(2)魅せる現場、(3)魅せる暮らし、の3つを達成できていることや、社内体制、顧客満足度などが審査対象となる。これらの要件を達成し、本当に地域一番となっている会社に「地域一番認定」のお墨付きを与える。
そのほか、HP上では消費者の家づくりにとって有益な情報を伝え、地域で一番の工務店・ビルダーを紹介できる体制づくりを進める。消費者向けのセミナー、勉強会、家づくりアドバイスなども行っていく予定。
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