リンナイ(名古屋市)は5月15日、現代人のストレスの実態を探るために男女計4879人を対象に実施した「ストレス」に関する意識調査の結果を発表した。それによると、普段の生活でストレスを感じているのは全体の約7割、家庭でストレスを感じているのは約5割という結果になった。
調査はストレスレベル度を測る診断チェックシートを使ったもので、家庭内でのストレスの原因を「家事」と答えた人は、全体の24.1%。女性が7割以上をしめていることがわかった。家事の内容は「部屋の片付け・整理」が39.9%、「掃除」が36.4%だった。また、家事の担当割合が高い人ほどストレスレベルが高いという結果になった。
散らかった部屋は、ストレスを感じる、不安になりやすい、心身ともにリラックスしにくいなど、メンタルヘルスにネガティブな影響を与えることがわかっているという。
3カ月以内に生活環境に大きな変化があったと答えた人は、ストレスレベルが高い人が多い傾向にあることがわかった。また、ストレスを感じている人の6割以上が体に不調があると回答している。
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