YKK AP(東京都千代田区)は5月11日、同社が生産・出荷した防火サッシで、国土交通大臣認定仕様に適合していない製品があったと発表した。仕様不適合の製品は、2012年7月5日~2018年3月1日までの間に、東京、神奈川など8都県の戸建て住宅20棟に出荷された。これらの製品は、建築基準法で定める必要な遮炎性能を満たしていないことが確認されており、同社では、不適合品の防火サッシについて早急に是正工事を行うとしている。
同社によると、アルミニウム合金押出形材の塗装仕様を変更した際に、生産部門と開発部門(大臣認定申請部門)との間で仕様変更の周知が十分になされておらず、変更後の仕様で大臣認定を取得しないまま出荷したことが原因という。社内の業務監査の過程で判明した。
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