東京商工リサーチ(東京都千代田区)は5月10日、今年4月度の全国企業倒産状況(負債額1000万円以上)を発表した。倒産件数は前年同月比4.4%減(30件減)の650件で2カ月ぶりに前年同月を下回り、4月としては1990年(526件)以来の低水準だった。負債総額は前年同月比8.2%減(85億9300万円減)の954億6700万円となり、4カ月連続で前年同月を下回った。
建設業は、3月が2年5カ月ぶりの150件超えとなったが、4月は前年同月比10.9%減の114件で2カ月ぶりに前年同月を下回った。不動産業は同36.3%減の14件で2カ月ぶりに減少した。
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