マクロミル(東京都港区)は5月10日、15~64歳の民間企業で働く正社員1000人を対象に実施した「2018年夏ボーナス」についてのアンケート結果を発表した。ボーナスを受給予定の人に使い道をきいたところ、1位は「貯金」で73%。2位の「旅行」28%を大きく引き離し、圧倒的な結果となった。また「ローン返済」と答えた人は21%で、内訳は「住宅ローン」65%、「自動車ローン」33%、「カードローン」23%だった。
2018年夏にボーナスが「支給される予定」と答えたのは79%で、昨年より4.6ポイントの減少となった。なお、支給率は従業員数が多いほど増加し、「1000人以上」では93%が支給予定なのに対し、「10人未満」では48%にとどまっている。
受給予定者に支給される見込み金額は平均45万3521円で、昨年より3万5389円減少している。なお、ボーナスが「支給されない予定」と回答した人のうち、勤め先に「支給の制度がない」人は49%で、「制度はあるが支給が見込めない」は36%だった。制度があるにも関わらず支給が見込めない人は、昨年より14ポイント増加している。また「制度はあるが対象外」の人は、昨年より9ポイント減少の13%だった。
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