エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)は、小規模不動産特定共同事業者登録を5月7日付で完了した。同社によると、2017年12月1日の「不動産特定共同事業法の一部を改正する法律」施行後、全国で初の小規模不動産特定共同事業者登録という。これを受け、同社はまちづくり参加型クラウドファンディング「ハロー!RENOVATION」を2018年6月から正式に立ち上げる予定。
葉山町の「空き蔵」
「ハロー!RENOVATION」は、空き屋や遊休不動産と、それを活用したい人をつなぐためのクラウドファンディングサービス。プロジェクトの第一弾は、神奈川県葉山町の「空き蔵」を宿泊施設にリノベーションする。クラウドファンディングの募集期間は6月から7月の2カ月。施設のオープンは今夏を予定している。
段階的な「参加」が同プロジェクトの特徴。個人が場づくり・まちづくりに主体的に参加できるように、いろいろな方法で関わることができる。具体的には、FacebookやInstagramでの「いいね」やコメントによる軽い参加から、宿づくりイベント(全11回)への参加、「ハロー!RENOVATION」を通した投資による参加と、少しずつ段階を踏める。
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