マイボイスコム(東京都千代田区)は5月10日、4回目となる「住宅用太陽光発電」に関するインターネット調査の結果を発表した。太陽光発電システムの魅力について5割強の人が「光熱費が節約できる」と回答。一方、不満・不安点として、初期費用やメンテナンス費用など「費用がかかる」ことをあげた人が6割を超えた。
太陽光発電システムの設置率は、「自ら検討して設置した」が6.4%で、「設置されている物件」に入居した人と合わせると7.7%となった。中部・中国・九州では各10%とやや高くなっている。
太陽光発電システム保有者に設置時期を聞いたところ「5年以内」「10年以内」が2~3割となった。設置理由については、「光熱費が節約できる」「売電できる」が6~7割で、「自然エネルギーを活用できる」「補助金制度が活用できる」「環境によい」が3~4割だった。
設置条件が整っていた場合、太陽光発電を「設置する」と答えた人は、現在設置していない人では2割強、現在設置している人のうち「自ら検討して設置した・設置物件を望んで入居した」場合は7~8割、「物件にたまたま設置されていた」場合は6割弱という結果になった。全体では27.4%で減少傾向となっている。また「設置する」人が重視するのは「初期費用」(77.9%)がトップだった。なお、条件が整っていても「設置しない」と回答した人は41.5%。
回答者数は1万852名。
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