ヒノキヤグループ(東京都千代田区)の子会社レスコハウス(東京都文京区)は、ベトナムのCONSTRUCTION APPLICATION AND TRANSFER OF TECHNOLOGIES JOINT STOCK COMPANY(ベトナム ハノイ、CJSC)と合弁会社の設立で合意したと発表した。4月26日に調印。
新会社はPCパネルの製造を行う。社名は「HINOKIYA RESCO CONSTRUCTION VIETNAM(HRCベトナム)」。工場は日系企業の進出も多い工業都市ハイフォン市に建設し、9月からの稼働を予定。工場等の外壁や塀で使用するPCパネルの製造から始め、 2019年は7000~8000トン程度、その後ラインの増設などを行い3年後には初年度の2~3倍の生産を目指すとしている。
現場での手作業が少ない乾式工法のPCパネルなどの需要の高まりが期待されるベトナムにおいて、豊富な工場建設実績と販路を持つCJSCと合弁会社を設立することで、PCパネルの普及を推進していく。ヒノキヤグループは今後、HRCベトナムの現地におけるPC事業の成長を図るとともに、将来的にはベトナムでの住宅建築やデベロップメントを視野に入れた展開を進めていく考えだ。
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