WOTA(東京都文京区)は2018年7月より、100リットルの水で約50回シャワーが浴びられる配管工事不要のシャワー設備「RAINBOX SHOWER(レインボックス・シャワー)」の量産化に向けたベータテストおよびパーソナル水再生システム「RAINBOX(レインボックス)」を活用した共同開発プロジェクトを日本国内にて実施する。それに伴いパートナーの募集を開始した。
ベータテストでは「RAINBOX SHOWER」の試作機を一定期間利用したうえでフィードバック行うパートナーを、共同開発プロジェクトでは「RAINBOX」を搭載するシャワーパッケージの共同開発(「RAINBOX」の接続先:シャワーに限定)と、シャワー以外の水まわり設備への展開に向けた水ソリューションの共同開発(「RAINBOX」の接続先:洗濯機・トイレ・キッチン)を行うパートナーをそれぞれ募集する。
WOTAは2014年の創業以来、使用済みの水を浄化したうえで循環する仕組みを家庭レベルで実現する装置「RAINBOX」の研究・開発を行っている。独自のセンシングシステムとアルゴリズムで水処理を行うことで、排水の95%以上をきれいな水に再生できるという。2016年4月に発生した熊本地震の際には「RAINBOX」を搭載したシャワー設備を避難所に提供している。
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