アドバンスト・メディア(東京都豊島区)は5月9日、同社が提供する建設・不動産業界向けiOSボイスボード「AmiVoice スーパーフロントエンダー」に、音声入力結果をWindowsパソコンにテキスト転送できる新機能を搭載したと発表した。
同アプリは、建築土木関連用語に特化した音声認識エンジンを搭載しており、高い認識率を実現している。独立したシステムで、他システムに干渉することなくワンステップで簡単に音声入力を行うことができるのが特徴。
これまでは、iOSデバイス内のアプリケーションへのみテキスト転送が可能だったが、今回Windowsパソコンのアプリケーションへ転送する機能が新たに追加された。これにより、ユーザーがWordやExcelで作成した帳票や、自社システムで管理しているデータ等にもテキスト転送が可能となる。
音声入力したテキストはアプリ内に保存できるほか、テンプレート機能を使用した定型書式の入力も可能。タイピングに比べ短時間で文章作成ができるため、さらなる業務効率化を実現するという。
5月9日~11日に東京ビッグサイトにて開催される「第1回AI・業務自動化展」に出展予定。
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