大建工業(大阪市北区)は4月30日付で、連結子会社ダイケンニュージーランド社が、ドンファ・ニュージーランド社の株式を取得し子会社化したと発表した。グループ各社との一体感を強めるため、同日付で商号をダイケンサウスランド社と変更した。
取得会社はニュージーランド産のラジアタパインを主原料とする針葉樹系のMDFを、年間20万m3の生産能力で製造している。南洋材の伐採規制のため木材ボードの需要が国内外で高まりを見せるなか、MDF事業強化のため、既存のMDF製造会社に同社を加えた。
ダイケンニュージーランド社との製造技術の共有などにより、生産性および品質の向上を図る。
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