レオパレス21(東京都中野区)は4月27日、同社が、開発・販売した集合住宅「ゴールドネイル」および「ニューゴールドネイル」シリーズで、建築確認を受けた図面と実際の施工内容が一部異なるものがあったと発表した。同社は、すべての対象物件について確認調査を行なった上で、補修工事を行うとしている。同社は安全性に問題はないという認識を示している。
同社によると、対象物件オーナー2人から3月29日および4月17日に実際の施工内容と確認通知図書に相違点があると報告があり、判明したという。具体的には、確認通知図書に記載されていた小屋裏界壁が施工されていなかった。
対象物件は915棟で、このうち同社が管理する95棟を除く820棟について、7月までに調査を行い、順次補修工事を実施していく。2019年1月末までに工事完了を目指す。
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