大建工業(大阪市北区)と国土防災技術(東京都港区)が共同開発した国産木材を有効活用した土壌改良材「DWファイバー」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された。NETIS登録により、活用検討機会の増加による採用拡大が期待できる。
DWファイバー
DWファイバーとは、国産の木材チップに特殊な解繊処理を加え、植物の光合成を活性化させるフルボ酸を添加した土壌改良材。保水性などの土壌の物理性およびミネラル分を効率的に供給するなどの化学性の改善につながり、緑化や植栽に適していない土壌の改良に効果を持つ。山間地での航空緑化工や植生マット工による緑化工事など幅広く活用可能。