「専門工事企業の施工能力の見える化等に関する検討会」(座長:蟹澤宏剛・芝浦工大建築学部教授)の第1回会合が4月26日、開かれた。高い技術をもつ技能者と、そうした技能者を雇用する優良な専門工事企業が正当に評価される仕組みの構築に向けた議論を進めていく。夏ごろをめどに枠組みを提示し、2018年度内にガイドラインを策定、2019年度の制度運用開始を目指す。
検討会では、専門工事企業の施工能力の可視化と建設技能者の能力評価に関する2つの制度の構築に向け、評価項目・基準の検討を進める。前者の企業に関する評価では、社会保険の加入状況や技能労働者評価に重点を置く姿勢などを加味した、総合的な評価を目指す。