TEPCOホームテック(東京都墨田区)は4月26日、住宅設備メンテナンス事業への参入を目的に「TEPCOメンテナンスセンター」を開設すると発表した。5月1日から東京23区を対象にサービスを開始する。
専門スタッフが24時間365日対応するコールセンターでは、水回りや電気設備、給湯器、エアコン、食洗機などの設備機器の修理相談を受け付ける。修理出向は、同社が認定した設備工事店や提携する設備機器メーカーの技術者が対応する。
同サービスは、東京電力EP(東京都港区)の電力使用実態等に関する知見や、修理・施工会社とのネットワーク、エプコ(東京都墨田区)のもつ住宅全般のアフターメンテナンスサービスに関するノウハウなどを組み合わせて提供。省エネリフォームなど個宅ニーズにも対応する。サービス対象エリアは、首都圏・関東圏へと順次拡大していく予定。
同社は今回の参入に必要な事業資金を調達するため、親会社である東京電力エナジーパートナーおよびエプコに対し、総額4.5億円の株主割当増資を実施した。これにより、同社の資本金は4.75億円(出資総額9.5億円)となった。
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