プレイリーホームズ(本社:長野県松本市)は5月、信州産アカマツを使った内装材シリーズ「MATSU Blue 藍 Wood JAPAN(マツブルーウッドジャパン)」を発売する。
アカマツ材は、乾燥から製造の過程で青〜青灰色に変色する場合があり、変色したものは「アオ材」と呼ばれ、美観を損ねるとして利用が敬遠されてきた。
同社は、むしろその色味・模様に着目し、アオ材をデザインとして活かすフローリング・内装壁材・造作材を商品化した。
リヨ・デ・ホーム(北海道札幌市)の大澤正樹氏と共同開発品。また、長野県の林業活性化と森林保全をめざす産官学連携事業によって生産される材料を使用する。
次の5アイテムをラインアップしている。
(1)「ブルーフロアパネル」 用途:フローリング、内装壁
極小面取り加工で目地を目立たなくした。
(2)「ワイルドワイドパネル」 用途:内装壁
54〜157mmの4種類の幅と、9mmの目透かし加工で存在感を表現。
(3)「ブルーバンプパネル」 用途:内装壁
9mmと15mmの2種類の厚みで段差を出した。
(4)「ラフブルーパネル」 用途:内装壁
ラフさにこだわり、加工を最小限に留めた。壁のワンポイントに。
(5)「ラフブルーボード」 用途:造作
フリー板。150mm幅は1枚もの、300・450mm幅は横はぎ材。
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