国土交通省は4月24日、2018年度サステナブル建築物等先導事業「省CO2先導プロジェクト」および「気候風土適応型プロジェクト」の第1回提案募集を開始した。
「省CO2先導プロジェクト」は、省エネ・省CO2に係る先導的な技術を導入した住宅・建築物のリーディングプロジェクトを支援するもので、「一般部門」(建築物(非住宅)、共同住宅、戸建住宅)、「中小規模建築物部門」(非住宅)に加えて、今年度から「LCCM住宅部門」(戸建住宅)を新設。「LCCM住宅部門」では、(1)ライフサイクルCO2の評価結果がゼロ以下となるもの、(2)ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の要件を満たすもの、(3)住宅としての品質が確保されたもの、などを主な要件として募集する。
補助率は補助対象費用の2分の1、限度額は1プロジェクトあたり原則5億円。応募締め切りは6月13日(消印有効)。なお、同事業について、5月上旬から全国8会場で事業者向け説明会を開催する。詳細はこちら。
「気候風土適応型プロジェクト」は、地域の気候風土に応じた木造建築技術を活用し、伝統的な住文化を継承しつつも、現行の省エネルギー基準では評価が難しい環境負荷低減対策等により、長期優良住宅または低炭素住宅と同程度に良質な住宅を建設する事業で、モデル性・先導性が高いプロジェクトを支援するもの。
補助率は補助対象費用の2分の1、限度額は建設工事費全体の10%または1戸あたり100万円のうち少ない額。応募締め切りは6月6日(消印有効)。詳細はこちら。
両事業とも、第2回提案募集の開始は8月頃を予定する。
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