国土交通省は9月11日、建設業振興基金と実施している建設業の新分野進出や建設技能労働者の技能承継などを促進するモデル事業公募の選定結果を発表した。応募総数173件の中から、新分野進出98件と技能承継5件の計103件が選定された。
新分野進出では、環境・リサイクルに関する事業が27件と最も多かった。また、海外関連でも4件が選定された。
技能継承モデルでは、歴史的な建造物の解体・移築などを活用した在来木造工法の技能継承を提案した岩手県の伝統建築研究会(幹事会社:中亀建設)などが選ばれた。
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