吉永建設(兵庫県川西市)は4月22日、同社が手掛ける宅地分譲地の戸建住宅に宅配ボックスを標準搭載すると発表した。同市内の宅地分譲地「テラス新田/緑台」の全23棟に対して行うもので、8月6日より着工し、12月に竣工、モデルハウスをオープンする。住宅分譲地全棟に標準搭載するのは、同社初の試み。
宅配ボックスを標準搭載することで社会問題化している再配達を減らせ、環境問題の改善や宅配ドライバーの負担軽減に寄与できるとしている。また、共働き世帯の増加により日中不在となるケースに対応することで購入者の商品を受け取れない物理的・心理的ストレスも軽減したいとする。宅配ボックスはパナソニック製。
また、23棟のうち7棟はZEH標準住宅となっている。今年創立35周年を迎えるのを機に同社では、今年中に新商品の追加を予定している。
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