経済産業省による「IT導入補助金」(2017年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業)交付申請の一次公募が4月20日から開始される。中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウェア、クラウドサービス等)を導入する経費の一部を補助することで業務効率化・売上アップを支援するもの。
補助金の交付申請を行う事業者は、自社の業種・事業規模・経営課題に沿って、IT導入支援事業者(ITベンダー・サービス事業者)により登録されたITツールの中から導入したいものを選定し、ITツール導入後の業務効率化の目標を設定した事業計画を作成。「IT導入補助金」ウェブサイトから交付申請手続きを進め、交付決定を受けた後、IT導入支援事業者への発注・契約・支払い等を行うことができる。
事業完了後は「事業実績報告」と「事業実施効果報告」を5年間(計5回)にわたり提出する必要がある。両報告の作成はIT導入支援事業者が支援し、事業者の承認を受けて代理提出する。
補助対象経費は、導入するITツールの利用費、導入関連経費等。補助率は2分の1以下で、上限額が50万円、下限額が15万円。なお、交付決定前に発注・契約・支払い等を行った場合は補助金交付を受けられない。
一次公募の交付申請期間は4月20日〜6月4日、交付決定日は6月14日を予定する。二次公募は6月中旬、三次公募は8月中旬に交付申請開始を予定する。
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