大建工業(大阪市北区)は、VR(仮想現実)技術を活用した内装建材のプロモーションツールを導入すると発表した。4月19日より提供開始。VRゴーグルにスマートフォンをセットし映像を再生することで、同社の内装建材による室内空間をリアルに体感できるツールとなっている。営業担当者が顧客への提案時に使用するほか、カタログに掲載されたQRコードをスマートフォンで読み取ることで、だれでも利用できる。
これまで内装建材の提案活動は2次元の施工例空間画像や製品カットサンプルなどを用いて行われてきたが、製品を組み合わせて施工した室内空間をイメージしにくいといった課題があった。そのような課題を解消すべく、今回のツール導入に至っており、VR技術を活用することで、顧客は臨場感をもって同社製品によるコーディネート空間が体験できる。また、雰囲気をリアルに感じることで、カットサンプルだけではイメージしにくい壁材や床材などの建材選びをサポートする。
同社は今回のツール導入により、提案への満足度や採用率アップを図るとしている。
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