エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)は4月17日、同社が運営する空き家・遊休不動産再生まちづくり“参加型”クラウドファンディング『ハロー!RENOVATION』が、京浜急行電鉄(東京都港区)主催の「KEIKYUアクセラレーター・次の120年に羽ばたくイノベーション」に採択されたと発表した。
「ハロー!RENOVATION」は、空き家・遊休不動産(モノ)と利活用したい人(ヒト)をつなぎ、みんなが想いのあるお金(カネ)を中心にサポートする、まちづくりプロジェクト参加型クラウドファンディングサービス。昨年2月にβ版をローンチし、これまで黒川紀章設計・中銀カプセルタワービルや、築300年の奈良 春日大社社家、鎌倉市有・旧村上邸など注目物件・プロジェクト35件を掲載している。今年5月正式ローンチ予定。
同社はその第1弾プロジェクトとして、京急電鉄の利用者や地域住民と共に葉山町にある空き蔵を宿泊施設「The Bath & Bed Hayama」にリノベーションするプロジェクトを開始する。「参加型」のプロジェクトとし、各回、葉山エリアのプロフェッショナルを招いて、レクチャーやワークショップを行うことで、コンセプトに沿ったイベントでのアイデアやインスピレーションを宿の空間やコンテンツに反映する。
葉山を訪れる人や、地域住民、さらにプロジェクトに共感・賛同する人々など、多くの人が多様な方法と想いで参加・共創することで、京急電鉄沿線をボトムアップで持続可能なまちづくりにつなげていくことを目指す。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。