ミサワホーム(東京都新宿区)は、木質系工業化住宅の最上位ブランド「CENTURY」のラインアップに、都市型3階建て商品「CENTURY Primore 3(センチュリープリモアスリー)」を加えたと発表した。都市部の限られた敷地や厳しい制限の中でも安心・快適な住まいを実現し、ZEHにも対応する商品となっている。4月28日に全国(北海道・沖縄を除く)で発売。
「CENTURY Primore 3」には120mm厚の木質パネルによるセンチュリーモノコック構法を採用している。木質パネル接着工法の優れた断熱性や気密性により、120mmのコンパクトな壁厚で高断熱を実現した。また、4地域以南で同社初となる発泡系の床断熱材や従来品より断熱性をアップさせた玄関ドアも用意。UA値0.5以下を達成する。
都市部でのZEHに対応するため、急勾配屋根と緩勾配屋根を混用する「異種勾配屋根」を新規開発した。主に北面の急勾配屋根で斜線制限や日陰制限に対応しながら、南面の緩勾配屋根の面積を大きく確保することで太陽光パネルをより多く搭載でき、ZEHに対応しやすくなっている。
同社の木質パネル接着工法は高強度のモノコック構造のため、大収納空間「蔵」や、大開口・高天井など、限られた敷地の中でも多彩な空間が実現できる。また、空間バリエーションをさらに広げるため、1階床の一部をスキップダウンさせる提案が盛り込まれている。
新しいインテリアスタイルも提案。新たに開発した内部造作システムや新色の床材なども採用している。外観デザインについても、アイテムに統一感を持たせることで、雑然となりがちな都市型住宅のファザードを美しく仕上げた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。