七呂建設(鹿児島市)は4月13日、業容の拡大や従業員の増加などにともない、新社屋を建築すると発表した。新社屋には、国が普及を進める木造建築材である「CLT(直交集成板)」を使用した工法を採用。4月16日に着工する。
CLTを活用した工法は、工期の短縮化や省エネ効果が期待でき、鉄筋コンクリートと比べ軽量なため耐震性能も向上するといったメリットがあるという。国は、木材の消費拡大への寄与も期待できることから、補助金などで普及を後押ししている。
新社屋は本棟と別棟の2棟で構成。「マインドフルネスルーム」や「桜島が見える展望デッキ」を設置。社員のリフレッシュやストレス軽減を促すことで、効率的なより良い働き方の浸透を目指す。
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