国土交通省は4月13日、質の高い住宅の整備・評価・流通・金融などの一体的な仕組みの開発や周知・試行を支援する「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」の対象プロジェクトの募集を開始した。4月にスタートした、中古住宅の表示制度「安心R住宅」の特別枠を設定し、優先的に支援を行う。
今年度は「住まいの価値向上プロジェクト2018」としてわかりやすい名称を設定。住宅事業の関係者が連携した協議会などが行う住宅ストックの資産価値の維持向上に向けた取り組みを支援する。新築・リフォームの際に個々の住宅の質向上やインスペクションなどにかかる費用の一部を補助する。1戸あたりの補助額上限は100万円。また、仕組みの開発・周知にかかる費用に対する補助もある(上限2000万円)。
募集期限は、通常の提案タイプは5月9日まで。ただし、継続事業の場合は4月23日。「安心R住宅」タイプは12月28日まで随時採択。
応募書類、提出方法は一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会のホームページで公開。
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