アイカ工業(愛知県名古屋市)は4月12日、化粧板製造販売子会社「アイカ・ラミネーツ・ベトナム社」の工場建設に向け、ベトナム社会主義共和国ドンナイ省において地鎮祭を実施したと発表した。地鎮祭には現地の関係者のほか、同社の小野勇治社長やアイカ・ラミネーツ・ベトナム社の加藤義久社長らが出席した。
同工場は、ベトナム初のメラミン化粧板製造工場で2019年4月より稼動予定。アセアンを中心としたアジア地域および日本向けの化粧板の製造販売をおこなう。
同社グループは、中期4カ月年計画“C&C2000”において「ジャパンテクノロジーの海外展開」を方針の一つに掲げ、アジア地域でのメラミン化粧板およびメラミン不燃化粧板の拡販を推進している。タイに設立した「アイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社」を中心に建装建材事業の成長を目指しており、今回の新工場建設は計画実行のための戦略拠点となる。
総投資額は約22億円。
工場完成予想図
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