丸紅情報システムズ(東京都新宿区)は4月12日、IoTサービス向けビーコン「BlueBeaconシリーズ」の新モデルとして3軸加速度センサを搭載したBLE(Bluetooth Low Energy)ビーコン「BlueBeacon Tag」と、IoTゲートウェイ「EasyupLink」「EasyupEX」を販売開始すると発表した。また、それらをセットにした「IoTスタートパッケージ」を期間限定で販売する。
「BlueBeacon Tag」は3軸加速度センサを搭載し、CR2032電池による駆動が可能なBLEビーコン。工場やオフィスでの従業員の状態確認や、高齢者の見守り、建造物の振動を可視化することによる事故防止など、様々な用途に利用できる。スマートフォンのアプリやゲートウェイ端末で信号受信が可能。同製品のスターターキットは定価5万9800円。
「EasyupLink」は、「BlueBeacon Tag」をはじめ各種センサのビーコン信号を受信し、LTE回線で再送信するIoTゲートウェイ。「EasyupEX」は、各種センサのビーコン信号を受信し、WiFiで再送信できるほか、NFCリーダライターも搭載し、NFCデータを送受信することも可能。1台あたりの価格は、「EasyupLink」が3万5000円、「EasyupEX」が5万9800円。
「BlueBeacon Tag」と「EasyupLink」をセットで販売する「IoTスタートパッケージ」 では、デモサーバを無償利用できるサービスを提供する。初期設定をする必要がなく、位置情報提供サービスを試験的に利用できる。パッケージ価格は7万9800円。
同社は、移動型ビーコンを活用した様々な位置管理・行動管理ソリューションに向けて「BlueBeacon Tag」と「Easyupシリーズ」、それらを伴う連携サービスを提案し、3年後に3億円の売上を目指す。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。