ＴＯＴＯ、相模原ＳＲをリニューアル　展示面積１．６倍、コンサル機能を強化　

取締役常務執行役員　白川敬さん

　ＴＯＴＯ（福岡県北九州市）はこのほど、神奈川県相模原市中央区のＴＯＴＯ相模原ショールームを同区内に移転、４月１４日にリニューアルオープンする。オープンに先立ち、１２日にオープニングセレモニーが行われた。

　新ショールームは、展示面積１２５坪と従来の約１．６倍に拡張し人員も１０名に増員。打合せスペースを広く確保しコンサルテーブルをこれまでの約２倍の７台、４０脚にするなどコンサル機能を強化した。また、トイレやシステムキッチン、バスなどの展示台数も増やし空間展示の充実を図った。トイレや洗面、システムキッチンは通水されており水圧や水の流れを確かめられるようになっている。さらにシステムキッチンは、通電、通ガスがされており実際に電気とガスの火力を比較検討することもできる。

　挨拶に立った同社取締役常務執行役員の白川敬さんは「相模原ショールームはお客様が夢を実現するための一つの大切な要素として、これまで以上に様々な工夫を織り込んだ。この新ショールームを最大限活用してほしい」と、施工店とエンドユーザー双方がより利用しやすいショールームへと生まれ変わったことを強調した。

　売上構成比は、リモデル７割、新築３割を想定。来場者はこれまでより１０％増の年間９４００組を見込む。

４月１２日、関係者にショールームが公開された。左：約２倍の接客対応が可能となった打合せスペース。右：システムキッチンは通水、通電していて実際の水の流れや火力の強さを体験できる