マイボイスコム(東京都千代田区)は4月11日、5回目となる「オール電化住宅」に関するインターネット調査の結果を発表した。オール電化住宅に居住している人は、持ち家一戸建ての居住者に限ると2割強となる。全体では13.8%だった。オール電化の比率は、中国、四国、北陸で各3割となり、他地域よりも高くなっている。
オール電化にしたタイミングは、44.1%が「新築一戸建て・注文住宅を購入時」と回答。「住んでいる一戸建ての設備をオール電化に工事・リフォーム」は34.8%、オール電化の「新築マンションを購入」または「賃貸マンションに引っ越し」は各5%だった。
オール電化にした理由については、1、2位の「安全」「光熱費が節約できる」がそれぞれ5~6割をしめる結果となった。以下「IHクッキングヒーターを使いたかった」「空気が汚れにくい」「手入れが楽」などが各20%台で続いた。
全員を対象に、オール電化住宅の居住意向について聞いたところ、25.9%がオール電化住宅に「機会があれば住みたい」または「これからも住みたい」と回答。北陸・中国・四国・九州では各4割となった。現在、オール電化住宅に住んでいない人は2割弱だったのに対し、オール電化住宅居住者では8割強が「これからも住みたい」と答えており、満足度の高さがわかる結果となった。
回答者数は1万570件。
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