不動産売買の仲介や賃貸管理等を行う三菱地所ハウスネット(東京都新宿区)は、同社西新宿営業所にて遠隔での接客サービスを開始した。ナーブ(東京都千代田区)が開発したVR技術を応用した遠隔接客ブース「どこでもストア」を使ったサービスで、3月19日より有楽町にある三菱地所のレジデンス ラウンジ内に端末を設置し、西新宿営業所と遠隔で接客を行っている。
VRでの疑似内見もでき、利用者の視点は接客をしている側にも同時に表示されるので、コミュニケーションをとりながらの物件紹介が可能。利用者は現地を実際に訪れた際と同等のクオリティでサービスが受けられ、質問や疑問にもその場で回答を得ることができる。
三菱地所グループとしては、2017年7月にイオン品川シーサイド店に導入したのが初めて。今回、住まいや不動産の総合窓口であるレジデンスラウンジへ設置することで、より関心の高い顧客へのアピールが可能としている。
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