国土交通省は改正建築士法に基づく建築士の講習制度について方向性をまとめ、7月27日に開かれた建築士制度小委員会で示した。
建築士の定期講習や管理建築士講習の日数は1日間(講義5時間、修了考査1時間程度)とし、修了考査は40〜50問程度の○×形式を提案。
また、新資格となる構造設計1級建築士や設備設計1級建築士の認定のための講習制度については、3〜4日間程度の講習と6時間程度の修了考査を課す案を提示した。考査は択一式、記述式、図面作成などにより判定。
修了考査に合格できなかった場合は、いずれも再度、講義と修了考査を受けることを提案した。