グローエジャパン(東京都港区)は4月、新鮮な炭酸水をその場でつくれるキッチン水栓「GROHE BLUE(グローエブルー)」を発売した。炭酸水を常飲する欧州では画期的なアイテムとして家庭・オフィスで人気を博しているという。
自宅の水栓からいつでも好きなだけ冷たい炭酸水を楽しむことができる、水栓+浄水器+炭酸冷水機によるウォーターシステム。水道水を浄水器でろ過し、それを常温から飲み水に適した温度に冷却したうえで炭酸を加えるしかけになっており、浄水・微炭酸・強炭酸の3種類の水が選べる。
炭酸水はそのまま飲むだけでなく、好みのフルーツやヨーグルト、酒をミックスしてオリジナルドリンクをつくったり、調理にも利用可能。煮込み料理では味染みがよくなり、揚げ衣がさっくりと軽い食感になる。
また、容器のゴミが出ないため、二酸化炭素排出量をペットボトルと比べて約60%削減できるとする。ペットボトルのように飲み切れずに捨ててしまうといった”もったいない”行動も減らせる。
単水栓と混合栓の2種類。混合栓が43万円、単水栓が39万円。
「グローエブルー炭酸冷水機キッチン水栓」(左)混合栓(右)単水栓
ムダのないフォルム。LEDハンドルは色で選択した水の種類を表示
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