積水化学工業(東京都港区)は、鉄骨系商品「スマートパワーステーション」シリーズのうち、陸屋根タイプの「スマートパワーステーションFR(フラットルーフ)」のスマート機能やプラン対応力を強化する。4月27日発売。
同社は太陽光発電システム(PV)、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム「スマートハイム・ナビ」(HEMS)、定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e‐Pocket」を搭載し、標準的な住宅の規模でエネルギーの自給自足を目指した「スマートパワーステーション」(現「スマートパワーステーションFR」)を2013年に発売して以来、ラインナップを増やすなど、シリーズを拡充してきた。
今回、主力の「スマートパワーステーションFR」に新たなVtoH(Vehicle to Home)を導入することでスマート機能が強化した。
新型VtoHは、1つのパワコンを通じて3つの機器間(大容量PVと家庭用屋内蓄電池と電気自動車、プラグインハイブリッドカー)に電気を直流で移動できるもので、採用するのは住宅業界では同社が初めてとなる。それぞれの機器に少ないロスで電気を移動させるため電気を無駄なく使える特長がある。
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