リムズキャピタル(東京都千代田区)が、インキュベーション事業の一環として4月13日にシェアオフィス兼シェアハウス「つなぐラボ高輪」をオープンすると発表した。「つなぐラボ高輪」の企画運営は同社の子会社で不動産投資を主体事業とするLCフィールドパートナーズが担当している。
「新しいアイディア創出×サポート支援をつなぐスペース」をコンセプトにした同物件は、2階建ての古民家を改装して造られている。1階にはフリーアドレススペース・個室・ミーティングルーム・キッチンが設けられ、セキュリティに配慮された2階にはSOHO利用可の居室とリビングダイニングがある。古民家時代の柱がそのまま残っているなど、味のある内装だ。
スタートアップの企業にとって大きな壁となるのが事業開設時の初期費用とオフィス賃料である。特に東京都内のオフィス賃料は高止まりが続く状態だ。同物件は24時間利用可能で、OA機器やインターネット環境を完備しているためスムーズに事業が始められ、低コストで事業拠点を確保できる。
また、同社は低コストでオフィススペースを提供するだけでなく、起業を検討している個人や創業間もない企業に対し経営ノウハウを提供し創業・新事業創出を支援していく。さらに優良企業へは事業資金を提供することで成長を促し、同時に地域活性化も目指すとしている。
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