戸建て・マンションのディベロッパー・コスモスイニシアは、国内大学の3つの建築系研究室(東京芸術大学元倉研究室・東京電機大学山本研究室・共立女子大学堀研究室)との産学連携により、都市部にメゾネットタイプの住戸を棟続きに建築する新たな集合住宅「重層長屋」を提案するプロジェクトを、今年6月から11月にかけて実施する。
期間中は3研究室がインターネットを通じて住戸プランを段階的に発表し、それに対し一般生活者やコスモスイニシアとの意見交換を交え、最終的には「都市部における重層長屋」のプロトタイプを提案する。
家族の関係や地域社会とのつながりが変化するなか、一戸建てでもマンションでもない集合住宅のあり方として、また現代の細分化された旗状地を解消する手段として、同プロジェクトでは「重層長屋」に注目している。
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