音声アシスタント機能をもったスマートスピーカーの家庭への普及が進んでいる。それによりマーケティングにも変化が起きそうだ。アクセンチュアが2017年10~11月に行った調査では、スマートスピーカー所有者の66%が「家庭でスマートフォンを使う頻度が低下した」と回答した。通常の情報検索のためにスマートフォンを利用する回数が減ったと回答した人は56%だった。
「スマートスピーカーは、家庭内における活動におけるあらゆる活動のハブとしてのスマートフォンの地位を脅かす存在になりつつある」(アクセンチュアのハイテク部門のマネージャー)
日本の消費者のスマートスピーカー所有率は2018年末までに16%にとどまる見込みだが、日本のユーザーの9割が家電との連携に期待を示しているという。アクセンチュアでは、消費者ニーズをつかむためにスマートスピーカーを対象にしたデジタル戦略が必要だと指摘している。
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