複数の家を連携することにより、相互に情報交換しエネルギーを融通できる「スマートコミュニティ」の実証試験を行う「横浜スマートコミュニティ」が6月14日、発足した。「福岡スマートハウスコンソーシアム」の参加企業と横浜市の企業を中心とした複数の民間企業が参加し、スマートコミュニティの実現に向けた各種の実験を行っていく。
「横浜スマートコミュニティ」では、参加企業が技術的な要素を持ち寄り、スマートコミュニティの実証試験を行う。具体的には、集合住宅や、複数の住宅を建設し、実際に人が住み、エネルギーの融通と課金モデルの検証や電気自動車への充電などを行っていく計画だ。住宅の建設や実証試験にかかわる費用はすべて自主負担。各参加団体は、それぞれの独自ビジネスを実施するための実験場としても利用する。現在、参加企業を募っている。
将来的には、バイオマスの利用などに関しても研究・実証を計画する。民間企業のほか、学術団体、横浜市も活動を支援している。
会員構成:(順不同)
dSPACE Japan
スマートエナジー研究所
PALTEK
アバール長崎
阿部興治建築研究所
安藤建設
大賀建設
スターエンジニアリング
ゼファー
日本テキサス・インスツルメンツ
日本電産
パスポート
ホンダソルテック
村田製作所
矢崎総業
ワイヤレスグルーネットワークス
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