りそな銀行(大阪市中央区)は4月2日、新日鉄住金ソリューションズ(東京都中央区)が一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC、東京都港区)の協力のもとで提供する電子契約サービス「FINCHUB(フィンチューブ)@absonne(アブソンヌ)」を採用した「りそな電子契約サービス」の提供を開始した。
「りそな電子契約サービス」は、住宅ローンの契約手続きにおいて電子契約書ファイルを使用することで、従来の書面での契約の際に必要だった署名・捺印のプロセスを省略し、Web上で便利に簡単に手続きを進められるもの。課税対象となる契約書が電子化されることにより、印紙税の支払いが不要となる。
同サービスは、同銀行の有人店舗がない県に住む人による「りそな借りかえローン(Web申込限定プラン)」の利用を対象に提供する。今後、取扱いエリア及び商品を拡大していく予定。
新日鉄住金ソリューションズの電子契約サービス「FINCHUB@absonne」は、JIPDECによって発行され、なりすましや情報改ざんを防止する電子証明書(JCAN(ジェイキャン)証明書)を活用する。これまで10社以上の金融機関で採用が決まっており、今後も更なる機能追加を予定する。
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