国土交通省が3月30日発表した2月の新設住宅着工戸数は6万9071戸で、前年同月比で2.6%の減少となった。8カ月連続の減少となり、これは消費税増税前の駆け込み需要の反動で12カ月連続の減少(2014年3月~2015年2月)となって以来の最低水準。季節調整済み年率換算値は前月比8.2%増の92.6万戸で3カ月ぶりの増加となった。
利用関係別では、持家が同6.1%減の2万13戸となり、リーマンショック後9年間の同月比で最も低い水準となった。貸家は同4.6%減の2万9420戸、分譲住宅は同3.4%増の1万9023戸だった。
同日発表された2018年2月の住宅投資予定額は、前年同月比5.8%減の1兆468億円だった。うち持家は5.6%減の4595億円。
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