ブライトン(東京都品川区、松本繁社長)は、米・防腐剤メーカーであるトップス・プロダクト社と総代理店契約を結び、「責任施工認定業社」の育成を目的にTTC(トップス・テクノ・クラブ)を立ち上げ、高弾性屋根コーティング剤「トップスシール」を全国展開している。
「トップスシール」は、耐透水・吸湿性に優れ、劣化の要因となる雨水などの侵入を防ぐことができる。乾燥後はゴムのようにしなやかになり、屋根全体を覆う継ぎ目のない1枚のシートになることで、水を一切通さない。作業工程の少ない施工で、高い防水力を得られるのが特徴だ。
同製品は、高い遮熱効果によって屋根の表面温度と屋内の温度の上昇が抑えられる「クールルーフコーティング」の効果が立証されている。白色コーティングによって日光が反射され、屋内の湿度上昇を抑制。エアコンの利用負担が軽減されるため、電気料金の削減につながる。
経済合理性だけでなく、「環境負担」の軽減にも一役買う。同社の調査によると、夏場のピーク時における屋内冷房需要の約25%を削減でき、近年問題となっている「ヒートアイランド現象」の緩和にも効果があるという。
また「トップスシール」は、一般的な他社弾性塗料よりも約2倍の密着性があり、台風や塩害にも強く、錆びから守る。住宅では、金属の折板屋根・壁への施工が効果的だ。
松本社長は先月開催したセミナーで「トップスシールを広めていくには、公認施工店であるTCCが重要な役割を果たすことになる。私たちは一つのチームだ。積極的に販売システムを構築しながら、市場開拓をしていきたい」と意気込みを述べた。
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