一般社団法人コンピュータ教育振興協会(東京都港区)はこのほど、2月に実施した「Space Designer検定試験」の結果を発表した。
同試験は、CGインテリアパースのエキスパートを評価・認定するもので、提供された図面等から正確なCGパースを作成する基礎課題(2級)と、オーナーのライフスタイルを意識した説得力のあるパースと提案書を作成する応用課題(1級)で構成。受験者のセンス、知識、能力と、コンセプトやインテリアイメージを伝えるための表現力が評価される。第4回の1級合格率は34%、2級合格率は78.7%だった。
今回は「国際結婚の夫婦がオーナーとなる日本の伝統文化を感じられるマンションのインテリア」が課題として出題され、1級認定者の中から東京都市大学・戸田拓海さんが銀賞、神奈川県横浜市・金内太郎さんが銅賞に選定された。金賞については、評価委員全員の合意が得られる作品を選ぶに至らなかったため見送られた。
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