『新建ハウジング タブロイド版 3月30日号』
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依然として根強い「きつい」「危ない」といったマイナスイメージなども重なり、深刻な人手不足に悩む建設業界。そんな業界を“出会いの連鎖”で変えようと、店舗・オフィスの設計施工などを手掛けるユニオンテック(東京都新宿区)は、建設業界の未来をつくる次世代型組合『チームサスティナ』を運営する。適切な仕組みによって職人や企業の価値(能力)を可視化し、職人・企業をつなぐことで、仕事が活発に回るプラットフォームを構築。「業界に対するマイナスイメージを払拭して真の価値を見える化し、働く人が誇りを持てる環境をつくる」と理念を掲げる。2016年4月の立ち上げ以降、理念に共感する企業が続々と集い、メンバー総数は5万人を突破した(3月26日現在)。
同社が生活者500人を対象に建設業に対するイメージなどを聞くアンケートを行ったところ、1位は「きつい」の1185ポイントで、次いで「危ない」が1066ポイント、「厳しい」が953ポイントと続き、ネガティブなイメージが上位を占めた。改めて、まずはイメージを変えることの必要性が浮き彫りとなった。
ただ、同じアンケートで「今後、建設業界のことをもっと知りたいか」との問いには、実際に作業風景などを「見たことがある」と回答した人の6割近くが「知りたい」と回答。これは「知りたい」が約3割にとどまる、実際に「見たことがない」人の数字を大きく上回っており、この結果から「業界の様子を見るきっかけさえあれば、業界のことをもっと知りたいと思ってもらえる」ことが分かった。「知りたい」と思ってくれる人に正しい情報や業界の価値を伝えれば、ネガティブなイメージを変えるきっかけになるはずだ。
一方、建設業界関係者500人に行ったアンケートでは、「これからも建設業界で働き続けたいか」との問いに約8割が「はい」と回答し、業界全体にとって心強い結果が得られた。ただ、「10年後も建設業界はこのままでよいか」との問いには「より良い業界に変えたい」との回答が8割を超え、多くの人が現状に課題を感じていることも明らかになった。・・・・
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