三菱地所(東京都千代田区)は3月26日、CLTを床材として使用した日本初の高層建築物として、仙台市泉区「泉パークタウン」内で進めている賃貸マンション「(仮称)泉区高森2丁目プロジェクト」の新築工事を着工した。竣工は2019年2月下旬予定。
![](https://www.s-housing.jp/wp-content/uploads/2018/03/5405dd444c6dd7891ec01a0396237960.jpg)
外観完成予想CG
同プロジェクトは、10階建ての賃貸マンション。三菱地所、三菱地所設計、竹中工務店(大阪市)、山佐木材(鹿児島県肝付町)の4社で取得したCLT床2時間耐火構造の国土交通大臣認定技術を初めて適用した建物で、床と壁に約230m3のCLTを構造材として使用する。木造と鉄骨造のハイブリッド構造。
![](https://www.s-housing.jp/wp-content/uploads/2018/03/5405dd444c6dd7891ec01a0396237960-640x415.gif)
木造化対象部分の床伏図(左)と軸組図
プロジェクトの設計と今後の施工段階での実証により、2時間耐火構造技術を含めた防耐火技術・構造技術および施工方法において合理化手法の確立を目指す。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。