明城(愛知県安城市)は、板倉工法による国産材100%、本体価格1000万円の住まいを独自に開発し、5月より建築供給を開始する。ネットワークによる全国展開も視野に入れる。
同社では国産無垢材を使用した家づくりにこだわっており、今回一次取得層や子育てを終えた二人暮らしの親世代向けにZEH対応の平屋建て住宅を開発。柱・梁・桁・内装材などに無垢材の国産スギ材、土台には国産ヒノキを使用し、木質感あふれる仕様とした。また、ウレタン断熱材による外断熱工法で断熱性を高めた。太陽光発電システムは、売電収入で相殺する仕組みを導入することで、設置費用を同社が負担する。
同社は、国産無垢材使用と板倉工法にこだわる同社の趣旨に賛同する工務店に対して、ノウハウを提供することで全国展開を図っていくという。
標準モデル58m2。オプションでロフト設置可能。
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