LIXIL(東京都千代田区)は、IoT技術で家電や建材・設備をつないで暮らしの利便性・安全性を高める「IoTホームLink Life Assist(ライフアシスト)」を商品化、4月2日に発売する。スマホアプリやAIスピーカーを使って家電や玄関ドア、窓シャッターなどの一括管理が可能になる。
センサが感知したり、スマートスピーカーに呼びかけるといったきっかけ(トリガ)と、建材・設備の動作(アクション)を自由に組み合わせる「アシストルール機能」を搭載。1つのきっかけで同時に複数動作をさせたり、生活シーン別や曜日・時間指定にも対応する。
●アシストルール機能の紹介ムービー
「IoTホームLink Life Assistアシストルール一斉操作篇」(Youtube)
また、スマホアプリを使って、外出先からカギの閉め忘れの確認や家電のオンオフ、湯はりも可能になる。
●スマホでの操作の紹介ムービー
「IoTホームLink Life Assistいろいろスマホで操作篇」(Youtube)
対応予定建材・設備は、同社製の電動シャッター「エアリス」「イタリヤ」マルチ電動(壁スイッチ仕様)、ドア電気錠「グランデル」「ジエスタ2」「プレナスX」システムキー。さらに他社製のエアコン、エコキュート、照明、パワコン 、蓄電池、スマート分電盤などにも対応していくとする。
システムは、エネルギーの使用状況の見える化や家電の遠隔操作を可能にする「ホームコントローラ」、センサ・カメラによる見守り・防犯を可能にする「リンクコントローラ」、両者を連携させる「ルータ」の3つで構成。
これら3つの基本パッケージ「スタンダードプラン」が11万6000円で、建材・家電の遠隔操作、アシストルールによる一括操作、AIスピーカー連動、エネマネ、LINEアプリ操作ができる。
さらに、スタンダードプランをベースに、各家庭のライフスタイルに応じて別のパッケージを足していく。センサ・カメラで異常を検知する「おうちモニタリング」はドア窓センサx2、広域人感センサx1、屋内カメラx1のセットで5万6700円。家族の見守りとエアコン操作ができる「ご家族みまもり」は温湿度センサハブx1、温湿度センサx2、屋内カメラx1のセットで6万1400円。このほかに「親孝行みまもり」がある。
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